しそたの日記

更新は思いつき。人生も思いつき。

2023NF

なんか良さげな写真を1枚。

 NFについて書こうと思っていたら、あっという間に1ヶ月が経ちもう年末ですね。今年のNFでは色々と思うことがあり、記録として残しておこうと思いました。

1. 演奏した曲

 まぁとりあえず、自分がやった曲でも振り返ろうと思います。

1. 波乗りジョニー / 桑田佳祐(1日目,Ba)

 1曲目から情報量が多そうですが、めちゃくちゃ楽しかったです。木枯らしが吹く季節なのに全員半袖だし、途中でビデオカメラ鷲掴みして配信で見てくれる人たちも楽しませちゃうし*1、歌詞を書いたフリップが上手く捲れなくてボーカルは歌うこと放棄するし破茶滅茶バンドでした。終わった後に全員で"ミスっても楽しかった"と言い合えたことがどれだけ嬉しかったことか。聞いてくれる人もみんな笑ってくれて、本当に楽しかったです。

2. Ginger / TOMOO(2日目,Ba)

 6月ライブで一度やった曲をリバイバルですることになった曲です。演奏前に後輩に猫耳のカチューシャを付けていただいて、そのまま演奏しました。集合写真での自分の顔が近年稀に見る平和な顔をしていて少し驚きました。まぁ演奏は2回目だったし満足のいく演奏ができました。

3. 象 / 高橋優(3日目,Cj)

 この曲は最近仲の良い人たちで組んだバンドです*2。高橋優さんが関ジャニに提供した曲で、ジュニーズファンと高橋優ファンがいたので良い選曲でした。ただ、全員が歌うというアホな構成にしてしまったので転換に大変迷惑をかけました。自分の周りがスタンドだらけで面白かったです。まぁ結構むずい曲でしたが、5人ボーカルはおもろいね。

4. スプートニク / the peggies(3日目,Gt)

 いつかやろうとずっと思っていた曲でこれだけGt.で出演しました。実は初ギターで、まぁ状況もあって結構緊張したんですがかなり練習したということもあり、ほぼミスすることなく演奏できました。この曲については色々あるので、後半らへんに書こうと思います。ボーカルの子歌ってくれてありがとう。

5. 恋する10秒 / TOMOO(4日目,Ba)

 どんだけTOMOOやるねんという感じですが、やりました。メンツ的には頼れる後輩・同期しかいなくて安定した演奏をお届けできました。ただこの曲結構むずかったのでこれだけ譜面見ながら演奏しました。バイオリンの方が暇そうでしたね。

6. 忘れてやらない / 結束バンド(4日目,Cj)

 ここから2曲連続で結束バンドです。アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の12話をほぼ完コピしようという狙いですね。後輩の子がBa弾きたそうだったので、こちらの曲は譲って自分はカホンで出演しました。ギターは意味わからないくらい上手かったし、ボーカルの子はウインクしてたらしいので映像が気になります。

7. 星座になれたら / 結束バンド(4日目,Ba)

 ということで「星座になれたら」。後輩からわざわざスカートを借りて出演しました。最初と演奏途中で振り向くなどアニメの小ネタを色々挟みました。肝心の演奏はほぼミスはなくてスラップは結構上手くいった感触があります。ギターの1弦を切るところでみんな笑ってくれてよかったです。ラスト2曲は最後の合わせまで本当に完成するかどうか分からなかったんですが、なんとか完成してよかったです。

スプートニクをできて本当によかった

どうしてMC中にそんな傾くんだ。

スプートニク*3という曲は自分が大好きなthe peggiesの曲で、3年ほど前からずっと聴いている曲です。
 スプートニクのMCの中で、この曲のこと・自分のこと・サークルのことについて話しました。いつかあったコロナ禍でサークルが存続するかどうかのような環境で自分が幹部として働いていて、その当時ずっとこの曲をある意味モチベにしながら聴いていたことを思い返しながら、今ここまで音楽を続けてきたのも、今ここにいるのもこの曲が導いてくれたみたいなお話をしました。
 ここからは関係ない話なのですが、NFが終わってから本番で喋ったよりもいいMCが思いついたのでここで消化させてください。

(略)まぁ2,3年くらい経って、今NFで170曲くらいかなこんなに曲がひっきりなしに行われていて、みんなで演奏してみんなでそれを楽しんでいる風景を見ると、2,3年前にはなかった・4年前とそれとなく似ているけどちょっとが違う景色が確かに今ここにあって。最終日あるんですけど、3日目にしてこういう景色が綺麗だなぁって思うし、綺麗って一言で言い表せないくらい本当にいいもので。1つ思ったのは、その景色の中に高校生の頃思い描くような淡い青い春ではなくて、大学生だからこそ出せる深い夜空の中に1つ1つ(1人1人)が凛々しく輝く星空のような輝きがあって、今後はそんな輝きが途絶えることなく続いていってほしいなぁって思いました。(略)

2023NFを振り返って

[re:] / もう一度 ぼかし加工しました。

 2023NFは自分からするとコロナ禍以前と漸く同じ環境が整ったNFでサークル全体では169曲も演奏され、当時1回生だった4年前と肩を並べる曲数でした。そういった環境が戻ってきたという意味で、この2023NFはこれからのサークルに大きな意味をもたらすのかなとNF前に考えていました。また自分たちの世代がコロナ禍で運営を背負い、良いことも悪いこともやっていたことがじわりじわりと色々なところに影響を及ぼして表に出てくるのがこのNFだろうなと勝手に考えていました。
 おそらく、2023NFを運営してくれた幹部・運営代の子たちは自分では分からないほどのプレッシャーを背負っていたと思います。1年前は80曲程度だったのがほぼ倍の曲数だし、サークルの人数も増えて大変だったことでしょう。きちんと運営してくれた頂いたおかげで終了時刻にも間に合った気がしますし、全員満足してNFを終わることができたと思います。本当にありがとうございました。それもあって最終日の上回生からのサプライズにみんなが驚く顔好きでしたよ*4
 あと、いいものを見せてもらいました。先ほど述べた「大学生だからこそ出せる輝き」をスプートニクと同じ3日目のトリ曲「 [re:] / もう一度 」で見せつけられました。運営代2回生8人でボーカル回して最後全員歌うところあるし、ハモリも上手いしもうセコいじゃん。私は2回生でNFを経験していないのもあって、2回生だからこそできるものだと感じたし、"私たちは1人1人輝いています"ということを表現してくれているような気がして、感動して泣きながら写真撮ってました。全然4日目のトリ曲でもいいじゃんと思いましたが、個人的にはスプートニクと同じ日にやってくれて、エモなタイムテーブルでした。コロナ禍で運営をしていた自分がモチベにしていた曲で始まり、コロナ禍に生まれた「 [re:] / もう一度 」という曲をこのタイミングで2回生が演奏してくれて個人的にすごく思い出に残った3日目の第3部でした。本当にいいものを見させて頂きました。ありがとうございます。
 なんかこのブログの終着点がわからなくなってきたんですが、最初から言いたいことがあったんでした。4年前とどこか似ているけど新しい風が吹いているそんなNFを体験し、瀕死だったあの頃なんか無かったと思わせるくらい活気のあるサークルを見て、自分のやってきたことが少し報われる気分でした*5。こんなことを言ったら烏滸がましいと思ったのでスプートニクのMCで言わなかったのですが、

アンプラを守ってきてよかった。

心の底からそう思います。

*1:録画用のビデオカメラにVoの子の顔がドアップで映ってます

*2:今年から始めた映画を見る会。回生はバラバラです。

*3:the peggies 「スプートニク」(Music Video) - YouTube

*4:みんなおつかれさまでした。

*5:私の世代が復興を始めなくても誰かがやっていただろという意見・可能性は甘んじて受け入れるが、我々の世代だったからこそ出せる何かがあったと信じています。